今日の復習

ループ構文

 →反復に分類。同じ処理を繰り返す。

 

while命令

→条件が真である間、処理処理を繰り返す。

•  構文

while(条件式){

　条件式がtrueのときに実行される命令

}

• 例

var x=10;
while(x<10){
　console.log('xの値は'+x)
　x++;
}//結果：xの値は8　xの値は9

do...while命令

→条件が真である間、処理処理を繰り返す。

•  構文

do{

　条件式がtrueのときに実行される命令

}while(条件式);

• 例

var x=10;
do{
　　console.log('xの値は'+x);
　　x++;
}while(x<10);//結果：xの値は8　xの値は9

while命令とdo...while命令の違い

→while命令は前置判定。条件式をループの最初で判定。

　do...while命令は後置判定。条件式をループの最後で判定。

　そのため条件の真偽に関わらず、後置判定では必ず処理されるが

　前置判定では処理されない場合がある。

for命令

→回数を指定してループ処理をさせる。

• 構文

for(初期化式;ループ継続条件式;増減式){

　ループ内で実行する命令

}

• 例

for(var x=8;x<10;x++){
　console.log('Xの値は'+x);
};//結果：xの値は8　xの値は9

処理の流れ

var x = 8

x<10

(8<10)

true

console.log('Xの値は'+x);

(コンソールに表示)

x++

(9=8+1)

x<10

(9<10)

true

console.log('Xの値は'+x);

(コンソールに表示)

x++

(10=9+1)

x<10

(x<10)

false

終了

• 例2

→カンマ演算子を利用

for(var i=1,j=1;i<5;i++,j++){
　console.log('i*jは'+i*j);
}//結果：i*jは1　i*jは4 　i*jは9 　i*jは16 

for...in命令

→オブジェクトのプロパティを取り出して先頭から順に処理する。

• 構文

for(仮変数 in 連想配列){

　ループ内で実行する命令

};

• 例

var data={apple:150,orange:100,banana:120};
for(var key in data){
　console.log(key+"="+data[key]);
};

/結果：apple =150 orange=100 banana=120

for...of命令 ES2015

→配列などを列挙する命令

• 構文

for(仮変数 of 配列){

　ループ内で実行する命令

}

• 例

var data = ['100','200','300'];
for(var val of data){
　console.log(val);
};

/結果：100 200 300